燕地区の「燕地区農業まつり」と分水地区の「分水地区産業まつり」を統合し、吉田地区を含めて一本化した初めての「燕市農業まつり」が27日午前9時から燕市役所で開かれ、農業にちなんだイベントや即売が行われる。
開会式に続いて9時ちょうどにテープカットを行って幕開き。新庁舎前の駐車場を開場に開く。ステージではキッズダンスに続き、10時半から新潟県出身でバレー、歌手、お笑い芸人の三足のわらじをはく異色タレントの猪又一美さんによるコンサートを行う。
さらに燕地区のフラダンス、吉田地区の舞踊と続いて無料のジャンボ豚汁をはじめ、もちつきやおにぎりのふるまいにバトンタッチ。午前9時からパンジーの苗を先着3,00人に、午後1時から手作り飛燕みそを先着300人にプレゼントする。
即売コーナーでは、旧三川村、旧入広瀬村、旧下田村が出店し、キノコ、ナメコ、山菜などを販売し、市内の各地区の直売所は地元農畜産物のコシヒカリ、野菜、果物、燕産豚肉、タマゴなどを販売。メーカー協賛で越後製菓の米菓を販売、JA各地区の青年部がファストフードの焼き鳥、から揚げ、焼きそばクレープなどを販売する。
ほかにも包丁やはさみの販売、ビンゴ大会や5,000円以上の買い上げで参加できる空くじ無しのガラポン抽選、子ブタとのふれあい、地元農産物の品評会、JA女性部の出店、書道や生け花教室の展示と、盛りだくさんの内容だ。
毎年、別々に開かれてきた燕地区農業まつりと分水地区産業まつりを統合、吉田地区を含めた市内農業の秋の収穫祭にと初めて全市のイベントして燕市農業まつりを開くもので、JA越後中央、農業共済、土地改良区、燕市、三条地域振興局、農業委員会でつくる燕市農業まつり推進協議会(江村隆平会長)が主催する。
毎年、燕地区は6,000人から7,000人、分水地区は3,000人から3,500人の来場者を集めているので、今回は約1万人の来場を見込む。また、分水駅前、旧吉田庁舎前、JA越後中央燕支店のそれぞれと会場を結ぶシャトルバスをいずれも午前8時20分から2時間間隔で運行するので、利用を呼びかけている。